昨日は、夫の実家の断捨離のお手伝いをしてきました。

家を出た夫と義弟が使っていた子供部屋に残したモノを、資源回収やリサイクルショップに出すもの、燃えるゴミ、燃えないゴミなどに仕分けして片付けました。
今、その部屋は義父が使っていて、兄弟のモノは、部屋の片隅に追いやられていたのですが、もうアラフォー兄弟の学習机が二つともまだ残してありました。
優しい義両親、いやー、残し過ぎでしょー。
でも、元気なうちに気づいてくれてよかったとしましょう。
きれいな義両親の家
義母はきれい好きです。
モノはありますが、義両親の家はとてもきれいに整えられています。
しかし、私の勝手な思いですが、はやく処分してほしいなーと思うものがリビングにはあります。
義両親の家のリビングは、昭和の応接間のような雰囲気です。
ピアノがあって、背の高い大きな本棚があって、その中にはブリタニカ国際国際大百科事典がずらーっと並んでいて、上には、フランス人形が飾ってあります。
また、背の低いカップボードがあり、その中は、めったに使わないコーヒーカップ、ティーカップ、ワイングラス、高そうな洋酒の空ビンが並び、上には、ワインラックが置いてあって、いつのかわからないワインが並んでいます。
私が夫と結婚した15年ほどまえには、テレビボードの上に8トラのカラオケ機器もありました。もちろん、その当時、もう使ってないといっていました。
今じゃ8トラって何?って人も多いと思いますが、カセットテープのようなもので、私も1980年代の子どものころ、祖母の家で見たきりです。
このカラオケ機器、数年後テレビボードの上からなくなったので、てっきり処分したのかと思ったら、夫の祖母が住んでいた離れに置いてあるということが昨日発覚しました!
断捨離している私からすれば、使ってない飾りものだらけ(ピアノは調律していない、ブリタニカは読んでないと言っていました)に囲まれたリビングですが、苦労してきた義両親にとっては、たぶん憧れのリビングを再現したものだと思います。
義両親のがんばってきた証のようなモノたちだと思うので、どうこうしようとは思っていません。
ただ、本棚は、地震がきたら危なそうですねーとは言いました。
本音は、ブリタニカを処分して、ついでに本棚を処分してくれたら、ちょっと安心なんだけどなーと思っています。
でも、本人たちにその気がないので、我が家が本棚を処分したとき、地震対策に使っていた突っ張り棒を気休めに譲りました。突っ張り棒だけでは、まだ危険ですが、多少は時間かせぎになるかな。
本も資源回収に出す
それで、昨日夫の実家に行ったとき、義母が「本棚の本も資源回収に出すように縛ったのよ」と言ったので、ブリタニカをとうとう手放すのか!と喜びました。
そしたら、「千趣会の料理本とかねー、仕事関係の古いのとか」というので、内心「そっちかーい!」ってガクッときました。
見たら、本棚の6分の1くらいの本がなくなり、空いた空間に、木彫りのアイヌ人形(高さ30㎝くらい)がそこにおりました。まだ、ブリタニカはデーンと鎮座してました。
突っ張り棒もよく見たら、ヘンテコな風にとめてあるし、地震がきたら、ブリタニカもアイヌ人形もガラスを突き割って飛び出し、本棚も倒れ、窓への避難経路をふさいでしまって、どうにもならんなと思いました。
夫が義母にブリタニカのことを聞いてみると、「ローンで25万円くらいで買ったし、オークションとかではいくらにもならないって聞くし、私に考えがあるから」と言っていました。
その考えとやらが何かは、夫も面倒くさくて聞く気にならなかったらしく、わかりませんが、まだ処分する気はさらさらないようでした。
本棚が危ないという認識は低いようなので、しばらーくこのままかな。
ブリタニカも最終的に私が片付けることにならなきゃ、残しておいてもいいですが。重いし。
でも、カラオケ機器は捨てたいと言っていたので、小型家電回収の場所と日時を教えておきました。
子ども部屋の片付けや、本の処分をきっかけに、だんだんとモノを減らしていって、安全な家になるといいなと思います。
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