【科学がつきとめた「運のいい人」】を読んで。

読書

タイトルに惹かれて、『科学がつきとめた「運のいい人」』という本を読みました。

 

』というと、科学ではわからない何か見えない力のようなものが作用しているような気がしていました。

 

私は、子どものころから自分は運が悪い方だと思っていました。

家がお金持ちじゃなかった、家が学校から遠い、兄じゃなくて姉がほしかった、背が低い、鼻が低いなど、無いモノばかりに目がいっていました。

 

成長するにつれ、悪いことばかりではないが良くもない、運がいい人というのは、そういう星の元に生まれた特別な人で、私とは関係ないんだと思っていました。

 

社会人になると、風水を知り、運とは環境を整えることで呼び込めるのかと驚き、やっと部屋を少しずつ片付けるようになりました(それまでは片付けられない女でした)。

パワフルで強運な友人たちにも恵まれ、そこから、環境を整えるだけでなく、自分の考え方も大事なのだとようやく気づきました。

悪いことが起こっても、ずるずる引きずって考えるのをやめ、気持ちを切り替えるようにしたり、今あるものに感謝するように意識を向けるようになりました。

 

そうすると、だんだん楽しいことが増え、やっと私って運がいいかもと思えるようになりました。

数年かかって、こういう考え方をしていると運がよくなるのかなと経験的に感じてきました。

この本を読み終えて、いろんな科学的なことはさっぱり頭に残っていませんが、運のいい人というのは、自分のことが分かっていて、自分のことが好きで、大切にしていて、自分を生きている人なんだと思いました。

 

決してわがままということではなく、自分を大事にするからこそ、他者も大事にでき、ともに成長していくことができるそうです。

 

自分好きだけど、自分のことがよくわかっているかと問われたら、私はまだわかっていないかも。みんながいいというと、その価値観に流されてしまったり。

自分大事だけど、夫には雑だったり、厳し過ぎたり。

 

そういうところを、クリアしていったら、私の運もまだまだ伸びしろがありそうです。

運のいい人の考え方や行動パターンをさらに意識してみようと思います。

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