日曜日、Eテレの『やまと尼寺精進日記』(如月 冬ごもりの楽しみ)いう番組を観ました。
奈良の山道を40分のぼらないとたどり着けない山奥のお寺に、尼僧二人とお手伝いの女性一人が暮らしていて、その様子を季節ごとに紹介しているシリーズ(?)の3回目です。
不定期放送のようですが、偶然1回目と2回目も観ていて、今回もたまたま観ることができました。
季節を楽しむ暮らし
山寺での暮らしは、山で採れるもの、自分たちで作ったもの、里からの贈り物など、ほぼ自給自足です。
山菜を摘んだり、銀杏を拾ったり、食材を手に入れるところから、実に楽しそうです。
私も子どものころ祖父母と行った、わらび採りや栗拾いを思い出しました。
あの頃は、採ったり、拾ったりが、純粋に楽しかったなー。
昔話はさておき、そうして手に入れた食材を、丁寧に手間暇かけて作った季節ごとの精進料理の美味しそうなこと!
今回は、如月の回なので、冬らしく、お正月のお餅をきれいな色のお餅に作り変えたり、野菜や果物を干して保存食にしたり、薪ストーブでピザを作ったり、節分のお料理を作ったりしていました。
これが、本当に美味しそうで、美味しそうで、食い入るように観てしまいました。
また、冬だからこそ、美味しくできる寒こうじというものも、三人で一緒におしゃべりしながら手作りしていました。
三人の笑顔が、明るく朗らかで、私も楽しい気分になりました。
つい、寒いのは嫌だーと思ってしまいがちですが、こんな風に寒さを味わい楽しめたら素敵だろうなと思いました。
豊かな暮らし
こういう番組を観ると、豊かさってなんだろうって考えさせられます。
20代のころは、お金があって、ほしいものに囲まれているのが豊かだと思っていました。
今は、モノより心の豊かさを求めています。
山奥の自然の中で同じように暮らしたいとは、思っていませんが、今の場所で、季節を感じ、その時その時を、自分らしく、丁寧に過ごしていきたいと思います。
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